チグリス・ユーフラテス 日本語版 (Tigris & Euphrates)

文明の夜明けに登場した史上初めての都市を舞台にしたボードゲーム

■壮大な歴史に思いを馳せながら楽しめるボードゲーム

昨今、電気を使わずに遊べるボードゲームが人気を博しており、日本に昔からある人気の定番ボードゲームに加え、海外のボードゲームを日本語に訳したものも多数揃っています。

そんななか、ドイツゲーム界において名匠と呼ばれるライナー・クニツィア博士が1997年に発表し、1998年のドイツゲーム賞で1位を獲得した名作戦略ゲームが「チグリス・ユーフラテス」です。

日本での発売にあたっては、最初に作られたゲームのリニューアル版となっています。

チグリス川とユーフラテス川が有名なのは、文明の夜明けと呼ばれる時代にこの二つの川の間にできた肥沃な三角地帯に、人類史上初めてとなる都市が生まれたことに端を発します。

この「チグリス・ユーフラテス」というボードゲームは、ただの三角州だったところに王朝が誕生し、やがてメソポタミア文明を生み出し、世界を制覇していくという、まさに歴史ロマンが感じられる壮大なボードゲームとなっているのが特徴です。

島国の日本ではなかなか出てこない発想から作られた、海外ならではの楽しみが詰まったボードゲームと言えます。

■両面ボードが特徴

コマを進めて遊ぶようなボードゲームの場合、裏表で違うゲームが楽しめるボードになっていますが、「チグリス・ユーフラテス」は一つのゲームを両面のボードで楽しむ作りになっています。

ゲームボードの両面にメソポタミアの文明が描かれており、異国情緒と歴史ロマンがボードからもひしひしと感じられます。

これに文明の建物やシェドゥの偶像、モニュメントに指導者といったプラスチック製のコマとメソポタミア文明を作り上げるための神殿をはじめ、市場や集落、農地などを描いたタイル類のアートワークグッズが揃い、その数は350を超えるという驚きの充実アイテムです。

これらをすべて駆使した末にでき上がるボードがどうなるのか、初めて行うときにはワクワク感が抑えきれないことでしょう。

■じっくりと楽しめるボードゲーム

日本で一般的なボードゲームは、1時間もあれば余裕で終われるものが多いのですが、この「チグリス・ユーフラテス」は24名でプレイし、最短で60分、最長で120分程度の時間を要します。

おそらく最初のうちは120分必要でしょうし、プレーヤーの顔ぶれが変わることによって、その都度時間も変わってくるでしょう。

2名でプレイするとどうなるのか、3人ならどうなのかなどといった具合にさまざまな人数で取り組めるのも、日本のボードゲームとは一線を画す仕上がりになっています。

電気で動くゲームが主流の時代に、あえてボードゲームを楽しむのですから、壮大な歴史ロマンを感じながら遊べるこのようなゲームは、新鮮な楽しさを感じさせてくれるでしょう。

それと同時に、海外ボードゲームのレベルの高さを実感できることウケアイです。

その意味では、これまでの考え方が変わるボードゲームといっても過言ではありません

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