アズール シントラのステンドグラス 日本語版 (Azul:Stained Glass of Sintra)

ステンドグラスの美しさを楽しみながらプレイ


■ステンドグラス好きにおすすめのボードゲーム

「アズール シントラのステンドグラス 日本語版」は、ステンドグラスの美しさを楽しみながらプレイできるボードゲームになっていて、世界中のステンドグラス職人がシントラの王宮へ集まるというストーリー設定です。

ちなみにシントラの王宮というのはポルトガルにあって、その関係からポルトガル全土で最も美しいステンドグラスを作り上げるのは誰かというテーマでゲームを進めていきます。

ステンドグラスはたいてい窓にはめ込まれていますので、プレーヤーはステンドグラスを扱うガラス職人という設定です。

シントラの王宮をいかにカラフルなステンドグラスで装えるかがゲームの勝敗を分けるという、美的感覚や芸術的な要素が求められるので、でき上がったステンドグラスの窓をプレーヤー同士で見比べるという楽しみがあります。

なかには問題なく美しいものもあるでしょうし、そうでないでき上がりもあるかもしれず、その点ではいろいろな人と遊ぶことが毎回楽しめる秘訣となることウケアイです。

■計算が必要なボードゲーム

ゲームの基本的なルールは、いかに美しい窓を作り上げるかですが、そのためには貴重で高価なガラス片をいかに使いこなすかという戦略的要素が必要です。

貴重なガラス片を使いこなすことで勝利点が獲得できるからで、その意味では点数計算ができる人が強いかもしれません。

最終的に最も勝利点が高かった人の勝ちになるので、6ラウンドのゲーム内で特典計算をしていく必要があります。

数学が苦手という人には、得点計算をしないといけないという要素でしり込みしてしまいそうですが、自分のパターンボードに配置するガラスの色合いや毎回違うでき上がりが変わる仕上がりの楽しみがあるのを考えると、苦手な計算もできてしまうでしょう。

「アズール シントラのステンドグラス」で夢中になって遊んでいるうちに、計算が得意になっていたというオマケが付いてきたら儲けものですが、戦略性もあるうえにでき上がりにも満足できるということで、苦手な計算作業を差し引いても遊ぶ価値アリです。

■対象年齢は低めだから大丈夫

「アズール シントラのステンドグラス」のプレーヤー対象年齢は8歳からなので、8歳の子でもできる計算だと思えば、ちょっと安心できるでしょう。

2~4人でプレイして所要時間は3045分、手作業でガラスピースをパターンに乗せていくことを思えば、これくらいの時間は必要かなといったところです。

とはいえ、カードだけのボードゲームとは違って、ガラスピースを使うという手作業があるところは、でき上がりの達成感が味わえるタイプのボードゲームですし、時間配分も重要な要素になるので、あっという間に過ぎていくという感じがしそうです。

ドイツ年間ゲーム大賞を受賞したアズールの続編ですが、これ単体でプレイできます。

複雑さもアップしていますので、より戦略的に遊びたい人におすすめです。

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